
「そこそこの人間に待っているのは、そこそこの人生だぜ」
当時大学生だった僕には、十分すぎるくらい心に響く言葉でした。
あのとき僕の旅へのモチベーションを上げてくれて旅が好きになったのはこの本のおかげと言っても過言ではありません。
海外旅行専門の旅行会社に入って、こうやってプライベートの時間まで海外旅行の情報発信に費やしているんですから。
先ほどのワードを目にしてからはこの本の虜になってしまい、海外旅行の度に持ち歩くようになりました。
無類の旅好きによる旅本のご紹介。
そんな記事となっております。
さあ、有無を言わさず購入するかたはこちらから 笑
この、旅人にとってバイブルでしかない本が一体どんな本なのか紹介していきたいと思います。
Contents
著書「僕らの人生を変えた世界一周」の概要
今回紹介する本はTABIPPOから出版されている
「僕らの人生を変えた世界一周」
TABIPPOとは
全員が世界一周を経験したメンバーが学生時代に作った団体がTABIPPOです。 設立して4年、2014年4月に株式会社になりました。「旅で世界を、もっと素敵に」を理念として、 さまざまな活動をしています。
こちらの本は、下記の3部構成になっています。
・世界一周をした人のエッセイが15本
・世界中の写真
・世界一周者のみやげ話
(・こちらの本を作った50人の世界一周の方について)
写真が多く含まれているので、本が苦手な方でもスラスラ読めちゃうような感じ。
ボリビアやカンボジア、インド・イスラエル、トルコなどなど色々な国のエピソードが
書いてるので、旅好きにはたまらん内容。
僕が感じたこの本のポイントを書いていきます。
旅好きにとってバイブルである2つの理由
①バリエーション豊かな執筆陣
世界一周をした人たちですが、元々は読む人と変わらない面々だなと読んでて思いました。
土日のために平日をこなす会社員。
人生の意味を見出せず引きこもりになる学生。
高校生に病気を患って普通が幸せな女子学生。
不完全燃焼な日々を暮らす美容師。
苦労も知らないおぼっちゃま。
意識高い系の学生。
書いている方のキャラクターは全員違くて。
この3倍以上の人数の人たちが書いているわけですが、いずれの方の立場に自分の立場が該当するかと思います。
自己投影を出来るので、すごく世界観に入り込んでしまうんです。だからこそ自分ごとになって自分にも旅が出来る!一歩踏み出そう!なんて自然と思える本。
旅好きにとっては『やっぱり旅って素敵だな』ってなんて改めて思っちゃう本。
②情報がつまりきっていること
50人の世界一周者からの情報が詰まった本です。エッセイの中身もしかり最後に付録のように乗っている部分も。
情報の山です。世界一周に使える知識は大抵普通の旅行でも使える知識。
あなたが世界一周するかしないかどっちでも役立つ情報が書いています。
もちろん世界一周を考えている方は購入マストの一冊。
実際どんなエッセイが書かれているのか一部の概要を書いていこうと思います。
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世界一周者たちのお話シリーズ
15本ある中から3本、特に僕がお気に入りのお話の概要の紹介したいと思います。
①意識高い学生のお話
このお話はいかに旅が自分にいろんなものを魅せてくれて自分の価値観を変えてくれて、選択肢を与えてくれるか。
が語られています。
海外へ行くことによって、嫌でも世界のいろいろな現実を知ることができて。
選択肢や可能性を広げてくれる。
選択肢や可能性が広がることによって自分のやりたいことや目標がはっきりする。
学生が悩むような事がこれを読めば旅出ればいいじゃん!と答えが出るようなお話。学生の方には穴があくほど読んでほしい部分です。
②過去の挫折に引きずられた学生のお話。
得たものは、根拠のない地震
挑戦する時に必ず感じる「ヤバイな」って感情。その怖さで、たとえ足が竦んだとしても
震える足をおさえながらも一歩踏み出すことを
僕は旅中に何度も繰り返した。そうして得た、どこからともなく湧いてくる
「できる」という根拠のない自信は、何かを始める時に必ず必要なものだと思っている。
引用元:「僕らの人生を変えた世界一周」
このフレーズが大好きで大好きでそのまま書かせていただきました。
学生時代の大きな挫折に引きづられている自分の足を進めたいという理由で旅に出て、世界一周中にダンスや登山、インドのガンジス河を泳いだりと様々な挑戦をした同年代が書いたお話。
どれだけ旅が自分に勇気をくれるか。
どれだけ旅が足かせを外して、自由にしてくれるか
どれだけ旅が自分に自信をもたせてくれるか
活字からでもひしひしと伝わってくるんですよね。旅が好きな人も世界一周したい人も旅に関わる全てに読んでほしいのがこの話です。
〜関連記事〜www.tabascopotato-trip.com
③夫婦二人で行ったハネムーン(世界一周)お話。
このお話で共感できた部分は
「危ない国で暮らす人々≠危険な人たち」ではないということ。
戦争・テロ・危険=イランというイメージを持って、イランに訪れるのですが、48カ国行って一番人が親切だったと気づき下記のような記載があります。
テレビという小さな箱、
インターネットという誰かに編集された情報を通して
見たものだけで決めつけていたことが
いかに偏ったモノの見方だったかということに
気づかされました。引用:「僕らの人生を変えた世界一周」
僕がこのブログで何度も何度も書いてきた疑うな。信じるな。確かめろ!ということが語られているこのお話。
この話を読むためだけでも購入の価値あり!
〜関連記事〜www.tabascopotato-trip.com
まとめ
旅に出ることメリットが、こんなにもわかりやすく、綺麗に簡潔にまとまっている本はありません。
海外旅行の飛行機の中で旅へのモチベーションを上げるにもよし
久しく海外旅行行ってないな〜なんて方も良し。
とにかく海外旅行好きならもっと海外好きに旅に出てしまうような本です。
ぜひ買って読んでみてくださいね。
最後に
変な 自己啓発書を買うよりはるかに役に立ちます。というか元気が出ます。
大抵の自己啓発書って書いてるの誰やねん。て感じじゃないですか。
この本を構成している文章を書いたのは客観的にみて、世界一周というすごいものを成し遂げた方そして編集も世界一周した人たちです。
よっぽど説得力あるし、世界一周経験という実体験で変な自己啓発本を読むより説得力があります。
ぜひこちらを見て気になった買った方は購入してみてくださいね。
以上、トラベルプロデューサーのシンでした!