冬のヨーロッパの服装|2月に4カ国を回った僕の結論

冬のヨーロッパで僕がいちばん困ったのは、じつは寒さではありませんでした。

これから冬のヨーロッパに行く方は、何を着ていけばいいか迷いますよね。「とにかく厚着すればいいの?」「ダウンは要る?」「おしゃれな街で浮かない?」と、考えれば考えるほど荷物が増えていきがちです。

※この記事は2026年11月時点の情報です。

しん

どうも、ヨーロッパだけで40カ国以上いったことある旅行会社勤めのしん(@worldtips0106)です!

僕は2025年2月に、パリ・ルクセンブルク・ダブリン・アイスランドを約2週間かけて回りました。ヨーロッパには全部で18回行っていますが、冬に行ったのはこの旅が初めてです。

先に結論を言うと、冬のヨーロッパの服装でいちばん大事なのは、寒さより「雨」への備えでした。

この記事では、実際に2月の4カ国を回った僕の体験をもとに、冬のヨーロッパ旅行の服装をまとめます。

結論:冬のヨーロッパの服装は「寒さ」より「雨」に備える

冬のヨーロッパと聞くと、まず「寒さ対策」を考える方が多いと思います。

もちろん防寒は必要ですが、僕が2月に4カ国を回っていちばん困ったのは、寒さそのものより突然の雨でした。

しん

寒さ対策というより、突然の雨を防げるものを用意しておいたほうがいいです。冬のヨーロッパは、濡れると超寒いんですよ。

僕が2月に回った4カ国

まずは、この記事のもとになった旅の中身です。

時期2025年2月8日〜22日(約2週間・ひとり旅)
飛行機エバー航空(台湾経由)
回った国フランス(パリ)→ ルクセンブルク → アイルランド(ダブリン)→ アイスランド(レイキャビク・南海岸)
過ごし方パリはルーブル美術館まで歩けるアパートを借りて、仕事をしながら滞在

くもり空のエッフェル塔の前に立つ冬服の筆者(2025年2月のパリ)
2025年2月のパリ。冬はこんなくもり空の日が多かったです

パリでは、仕事の合間に有名な観光名所をひたすら歩いて回りました。3回目のパリでしたが、冬のパリは初めてです。

しん

冬のヨーロッパは実は初めてだったんですが、めっちゃ好きになりました。お気に入りの服を着て出かけるのが楽しい季節だと思います。

僕が2月に実際に着ていたもの

2月の4カ国を、僕はこんな服装で回りました。

アウターダウン(雨はフードで防いでいた)
中に着たものヒートテックのようなインナー+セーター
靴ニューバランスのスニーカー

寒すぎることも暑すぎることもなく、この組み合わせで服装に困ったことはありませんでした。

冬のヨーロッパは、とにかく天気が悪い

行ってみて驚いたのは、晴れの日の少なさです。オフシーズンの冬は、雨やくもりの日がとにかく多いと感じました。

しん

パリは晴れの日があまりにも少なすぎて、ちょっと病みました(笑)。冬のヨーロッパは、ビタミンDが大事だと本気で思いました。

だからこそ、冬の服装は「どれだけ厚着するか」より、雨に降られても体を冷やさないかで考えるのが失敗しないコツです。

冬のヨーロッパの服装のポイント(持っていきたいもの4つ・行き先で変わること)
冬のヨーロッパの服装、僕の結論は「雨対策」

冬のヨーロッパ旅行で着ていくもの(アイテム別)

ここからは、冬のヨーロッパで着ていくものをアイテムごとに紹介します。基本の考え方は「雨を防ぐ外側」と「脱ぎ着しやすい内側」の2つです。

アウター:ダウンでOK。フードつきなら雨も防げる

アウターは、暖かくて、フードがついているものを選ぶのがおすすめです。

しん

僕は2月の旅を、ダウンで回りました。雨はフードで防いでいましたが、それで困ったことはありませんでした。

冬のヨーロッパの雨は、突然降ってくることが多いと感じました。フードがあれば、急な雨でも傘を出さずにそのまま歩けます。

アイスランドのように自然の中を歩く場所に行くなら、防水のアウターがあるとさらに安心です。

インナー・中に着るもの:脱ぎ着しやすい重ね着で

中に着るものは、1枚で暖かい服より、薄いものを重ねて脱ぎ着しやすくするのがおすすめです。

しん

中は、ヒートテックのようなインナーにセーターを重ねていて、ちょうどよかったです。

冬の旅は、外を歩いたり、美術館やカフェ、電車に入ったりと、外と中の行き来が多くなります。重ね着にしておけば、その場で1枚脱いだり足したりして調整できます。

重ね着にしておくと、厚手の服を何枚も持っていかなくてすむので、荷物が減るのもうれしいところです。

靴:歩きやすさが最優先。スニーカーで大丈夫

靴は、見た目より歩きやすさを優先してください。

ヨーロッパの街は石畳が多く、1日に何時間も歩くことになります。雨の日の石畳は滑りやすいこともあるので、底がしっかりしていて滑りにくい靴が安心です。

しん

スニーカーで全然大丈夫です!僕は2月の旅も、ニューバランスのスニーカーで回りました。ヨーロッパの人は、日本ほどほかの人の服を気にしていません。

雨の日も歩くことを考えると、水がしみにくい素材のものだとさらにいいです。

小物:手袋・帽子・マフラーと、折りたたみ傘

小物は、かさばらずに体温を守れるものを持っていきましょう。

ニット帽とマフラーをつけた筆者とエッフェル塔(2025年2月)
パリでは、ニット帽とマフラーを使っていました(2025年2月)

冬のヨーロッパで持っていきたい小物
  • 手袋(スマホを使うなら、つけたまま操作できるもの)
  • 帽子やマフラー、ネックウォーマー(首まわりを冷やさない)
  • 折りたたみ傘(フードだけでは足りない強い雨に)
  • 温まるホットアイマスク(僕は冬に限らずずっと持ち歩いています。長いフライトにも)

街歩きの国と、自然の国で変わること

同じ冬のヨーロッパでも、街歩きが中心か、自然の中に行くかで、服装の考え方は少し変わります。

パリ・ルクセンブルク・ダブリンの街歩き

パリ・ルクセンブルク・ダブリンは、どれも街歩きが中心の旅でした。

街歩きなら、近くにカフェやお店があるので、急な雨でも逃げこめる場所があります。まずはフードつきのアウターと歩きやすい靴の2つを押さえておけば安心です。

くもり空のノートルダム大聖堂(2025年2月)
くもりの日のノートルダム大聖堂(2025年2月)

しん

パリは、いるだけでエネルギーがあふれてくる街です。天気が悪い日が多くても、それすら推せるくらい、冬のパリはよかったです。

アイスランドのような自然の国

いっぽう、アイスランドのように自然を見に行く国は、天気で予定が大きく変わると考えておいたほうがいいです。

僕もアイスランドでは天気が悪く、思っていたほどあちこちには行けませんでした。

霧に包まれたアイスランド南部の氷河湖(2025年2月)
2025年2月のアイスランド南部。霧で遠くが見えない日でした

しん

アイスランドの氷の洞窟は、レイキャビクから日帰りでサクッと行けると思っていたら、宿泊つきのツアーじゃないと行けず、ツアーは10万円以上(2025年1月に調べたとき)。なめてた僕は泣きました(笑)。天気にも恵まれなかったので、もう一回行きたい国です。

結局、別の氷の洞窟には行ったのですが、僕の正直な感想は「超微妙」でした。

アイスランドの氷の洞窟の中(2025年2月)
結局行った、別の氷の洞窟(2025年2月)

自然の中を歩くツアーに参加するなら、防水のアウターと防水の靴、手袋・帽子までしっかり持っていくのがおすすめです。

同じ冬でも、南のスペインは暖かかった

ひと口に「冬のヨーロッパ」といっても、北と南では全然ちがいます。

僕は12月にスペインへ行ったこともありますが、そのときは冬とは思えないくらい暖かく感じました。

しん

12月のスペインは、めっちゃ暖かくて非日常でした!

北の国と同じ感覚で厚着していくと、南の国では暑すぎることもあります。

行く国が北か南かで、持っていく服の量を変えるのがおすすめです。出発前に、行く都市の天気予報を必ず確かめておきましょう。

冬のヨーロッパで浮かない服装と、スリ対策

「おしゃれな街で、旅行者っぽい服装は浮かない?」という心配もよく聞きます。

服装で浮くことは、あまり気にしなくていい

結論から言うと、服装で浮くことは、そこまで気にしなくて大丈夫です。

しん

登山に行くような服でも、スニーカーでも大丈夫です。ヨーロッパの人は、日本ほどほかの人が何を着ているか気にしていないと感じます。

それよりも、自分が歩きやすくて、気に入っている服で出かけるほうが、冬の旅はずっと楽しくなります。

服装と一緒に考えたいスリ対策

服装と一緒に考えておきたいのが、スリ対策です。冬は厚着でポケットやカバンが多くなるので、どこに何を入れるかを決めておくと安心です。

  • カバンは体の前に持つ
  • 人の多い場所では、背中を取られないようにする
  • スマホは壁を背にして使う
  • 地下鉄では、ドアや壁を背にして、スマホをあまり出さない

しん

僕は空港でも街でも、スリには絶対に背中を取られないようにしています。パリの地下鉄は何度も乗っていますが、それっぽい人を見たことはありません。それでも「常に狙われている」と思って行動しています。

ヨーロッパの治安や、トラブルを防ぐコツは、ヨーロッパで治安の良い国の記事にもまとめています。

持っていかなくていいものと、失敗しないコツ

最後に、冬の荷物で失敗しないためのコツです。

「一応」の服は置いていく

冬の旅は、寒さが心配で服を詰めこみがちです。でも、重ね着を基本にすれば、服の数はそこまで要りません。

しん

「一応持っていこう」と思ったものは、だいたい使いません。一応と思った瞬間に置いていくのがおすすめです。パスポートさえあれば、どうにかなります(笑)

服以外の持ち物は、ヨーロッパ旅行の持ち物リストにまとめているので、あわせて見てみてください。

天気予報はこまめに見る

冬は天気が変わりやすいので、旅行中も天気予報をこまめに見て、その日の服を決めるのがおすすめです。

しん

オーストラリアで50年に一度の台風にあってから、旅先ではWindyというアプリで天気をこまめに見るようにしています。

雨の降る時間がわかるだけでも、その日の服や回る順番を決めやすくなります。

冬のヨーロッパ旅行はあり?僕の本音

服装の準備ができても、「そもそも冬に行って楽しめるの?」と迷う方もいると思います。

僕の感覚では、街歩きが目的なら冬もありです。絶景や自然が目的なら、天気が安定しやすい季節のほうが安心だと思います。

しん

冬のオフシーズンは、とにかく天気が悪くて雨ばっかりでした。アイスランドでは、オーロラも、行きたかった氷の洞窟も見られませんでした。

いっぽうで、パリのような街は、天気が悪くても美術館やカフェ、街並みを十分に楽しめました。

ちなみに、僕がいちばんおすすめしている時期は、ベストシーズンの前後です。ヨーロッパならGW明けから6月と、9月が狙い目で、暑くて高い7・8月はおすすめしていません。時期で迷っている方は、ヨーロッパ旅行の安い時期の記事も参考にしてみてください。

冬におすすめの行き先は、冬におすすめなヨーロッパ3選でも紹介しています。

ヨーロッパ旅行時に使うべき、旅行会社って?

冬のヨーロッパは、天気で予定が崩れやすい季節です。とくにアイスランドのように自然を見に行く国は、ツアーや移動の組み方で、旅の満足度が大きく変わります。

そんなときに便利なのが、タウンライフ旅さがしです。行きたい国と希望を3分ほど入力するだけで、複数の旅行会社から旅行プランが届きます。使うのは無料で、プランを書いてほしい会社も自分で選べます。

冬に行くなら、希望欄に「雨の日でも楽しめる予定を入れたい」と書いておくのがおすすめですよ。

  • 行きたい国と希望を入れるだけ(簡単3分)
  • 日程プランと予算の目安が無料でもらえる
  • 複数の旅行会社のプランを見比べられる

タウンライフ旅さがしを実際に使ってみた感想は、タウンライフ旅さがしの記事にまとめています。

冬のヨーロッパは、天気が悪いのも推せる!

冬のヨーロッパ旅行の服装は、寒さより雨への備えがいちばん大事です。雨に備えておけば、天気で予定が変わっても旅を楽しめますし、厚手の服を減らせるぶん荷物も軽くなります。

  • アウターは、フードつきで雨をはじくもの
  • 中は、脱ぎ着しやすい重ね着
  • 靴は、石畳でも歩きやすいもの(スニーカーで大丈夫)
  • 北の国と南の国で、服の量を変える

しん

冬のヨーロッパは、天気が悪いのも推せます。お気に入りの服を着て出かけるのが、冬のいちばんの楽しみ方だと思います。ぜひ行ってみてください!

まずは、行きたい都市の天気予報を見て、雨に強いアウターを1着決めるところから始めてみてください。

以上、しん(インスタ @travelsalaryman)でした!