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ジェフリーバワの最高傑作「ヘリタンスカンダラマ」を徹底解剖。





画像を見た瞬間に、一瞬で惹かれてしまった。

そんなホテルがスリランカに。

ホテルの名前は「Heritance Kandalama (ヘリタンス カンダラマ)」。現にこうして、スリランカという決して近くない場所にまで、宿泊しに来てしまっているので、心を大きく動かされた事実は隠しようがありません。(これはホテルで書いた文章であります。)

このホテルは、かの有名なマリーナベイサンズのインフィニティプールの生みの親である、ジェフリーバワによる作品。最高傑作と言われる芸術作品。

テーマは、写真からもこれでもかっと伝わってくる「自然との共存。」バワは、このホテルにこんな言葉を残しています。

「やがてこのホテルは木々に覆われ、自然に還るだろう。」

そんな未来、このホテルは1994年に作られたのでもう20年になるのですが、今まさにバワが想像した姿、完成形になっているのだと思う。

そんな未来を想像され、完成形となった「ヘリタンス カンダラマ」に泊まってきました。しかも2泊…!しっかり味わいたいな。と思って。(後でも)

2泊して「定期的に来たいな」と思ってしまった、否決意させられてしまって、このホテルの魅力を綴っていきます。

この記事を読んで得られる情報↓

・ヘリタンス カンダラマのお部屋情報
・ホテル施設情報(インフィニティプール、レストラン情報など)
・おすすめの滞在方法

ヘリタンスカンダラマとは

ヘリタンスカンダラマは、スリランカのシギリヤ地区にあるホテルです。

ホテルからも見えるシギリヤロックがモチーフとされていて、熱帯建築の巨匠ともいわれるジェフリーバワの最高傑作。ホテルだけでなく国会議事堂や寺院、学校と幅広く手がけている中での最高傑作です。

シギリアロック▼
シギリアロック

バワは、ホテル自体だけでなく、その施設や置くファシリティにも気遣ったため、ホテル全体にバワの世界が広がります。

自然との共存がテーマということは前述しましたが、20年後の今の姿を想像されて作られました。

宿泊すると、妙といいますか、変に落ち着くというか。自然と気持ちが落ち着いていく不思議な感覚がありました。心のデトックスができる場所。自然の力。

力強くも、細かなところまでに手が施されたこのホテルは、宿泊するとトリコになってしまうんです。

スリランカには、他にも彼が手がけたホテルがいくつかあるのですが、唯一内陸部に作られたホテルなんです。他のバワ建築のホテルに泊まればより魅力がわかるかもしれませんね。

住所:Heritance Kandalama, PO Box 11,Dambulla, Sri Lanka
電話番号:+94 66 5555 000
部屋数:152部屋
URL:http://www.heritancehotels.com/kandalama/
地図▼




ヘリタンス カンダラマのお部屋について

ホテル全体の地図はこちら▼

※ホテルにあった全体図です。

お部屋は大きく、シギリヤウィングとダンブッラウィングに分かれます。そこからカテゴリーが枝分かれてしていきます。カテゴリは、以下のように決まっていきます。

下から3つ目のランクから、バスタブがつくので、疲れをバスタブで癒したい。と思ったらお部屋のランクにもこだわりましょう。

僕が宿泊したのは、一番下のランクのカテゴリのお部屋でした。

ウッディかつシックなテイストで仕上げられており、天井がとても高く開放感があります!セキュリティボックスや、冷蔵庫など基本的な設備は完備。

お手洗いとシャワールーム。シャワーは固定式のみで、可動式ではありません。

1個注意なのが、環境を考慮しているせいか、歯ブラシと歯磨き粉のセットがないこと。近くに気軽に行けるお店がないので、忘れずに持っていきましょう。

1日1本の水が無料。シャンプーやボディーソープもあるので、これに関しては忘れても問題ありません。

プラグは、日本のプラグをそのまま差せるということはなかったので、プラグも忘れずに。スリランカのプラグは、BF、B3、Bが混在しているのでマルチプラグがおすすめです…!

僕もスリランカ滞在中に3〜5つ星ホテル合わせて、4つのホテルに泊まったのですが、やっぱりバラバラで…!たまたま持っていたのが、マルチプラグを持っていたので、問題なかったのですが…。周遊する方はマルチプラグ推奨です!

マルチプラグは1個持っておくと便利です!↓↓

 

お部屋のバルコニーには、こんなステッカーが…。

お部屋に入るときにも言われたのですが、外出するときは必ず鍵をしめましょう!猿が入ってきて、パスポートとられた!なんてなったら大変です(笑)

バルコニー。

バルコニーからは、こんな景色も。まさに森に飲み込まれたホテル。空気がきれいなので、いつもより深呼吸をしたくなってしまう、そんな場所。

お次に、この芸術作品ともいえるホテルに着いたらやるべきことを綴っていこうかと!



ヘリタンス カンダラマですべきこと

まずはホテルの散歩を。

ロビーにある、岩へ。

ヘリタンス カンダラマの驚かされるポイントはまずここ。ロビーに岩があります。

いや、岩がある場所にロビーを作った。という方が正しいですね。

この圧倒的な存在感。このインパクトで、ヘリタンスカンダラマに来たんだなぁという実感が湧きました。

ロビーはこのような感じ▼

ほとんどのエリアがオープンエアーで、エアコンが効いてないので、こまめな水分補給を、忘れずに。雨季に行ったこともあり、毎日のスコールのせいか、湿気の高い暑さなのでとても汗をかきました。ホテルの散歩だけで熱中症になります(笑)

最高傑作のインフィニティプールへ。

ここへ来ずして、ヘリタンスカンダラマへ来たとは言えません。

プールの真ん中にロープの区切りがあるのですが、ここから奥が一気に深くなります。笑 170cmの僕で足がつかなかったので、180cmほどの水深がありました。

タオルももちろん無料でレンタル出来ます。インフィニティプールの縁に行って、シギリヤロックを見るのもあり。プールサイドでゆっくりするのもあり!

ランチも食べれるレストランのテラスを下りていった場所に、このインフィニティプールがあるので、飲み物の注文も可能!

僕が滞在したときは、ヨーロピアンばかりでアジア人はほぼいず。外国感溢れていました。

おすすめの時間は朝。昼〜夕方は子供が飛び込みしてたりするので、落ち着く目的にらちょっと不向きです!

ここ以外にも2ヶ所プールがあります。1ヶ所が6階にある、”KALUDIYA”プール。お子様連れが泳いでる印象です。プールチェアもないので、あまりおすすめではないかなぁ。

もう一ヶ所が、ダンブッラウィングにあるRASHMEEプール。ここは、近くにレストランなどないため、敢えてインフィニティプールを選ばずこのプール目的で来られた方しかいません。

客層もよく、よりゆっくりしたいならこのプールに来ると良いでしょう!

バワお気に入りの机へ

シギリヤウィングとダンブッラウィングを繋ぐ建物のシギリヤウィング側に、ポツンと机があるんです。上には、有名なフクロウのオブジェ。どちら側も顔になっているので、双方から写真を撮りたいですね。

このホテルの設計者であり、スリランカの伝説の建築家ともいわれるバワが気にいった場所。

遠くに見えるのは、ヘリタンス カンダラマのモチーフとなったシギリヤロック。

ここからバワはシギリヤロックを眺めながら何を考えたのか…。そんな物思いにふけてここに立つのもいいですよ。

椅子にも座れますし、鉛筆やゲストノートがあるので、ここにきたしるしを残しましょう。

その他何気ない場所を歩いて楽しむ

あとは、思う存分自然と共存しているホテルの世界観を楽しみましょう。

今にもこのホテルが飲み込まれそう、と印象を抱いてしまう場所。

何気ない通路には、こんな岩がむきだしに。

6階部分にある、展望台からはシギリヤロック。別の方向には、別の世界遺産ダンブッラの石窟寺院も見えるんです。

この展望台すくそば(写真左下)には、木陰のあるチェアがあるので、そこで休むのもありですね。

僕は、ここでプールの監視員?をされている方と、おしゃべり。簡単な英語で話してくれるし、このホテルのスタッフの方々はフレンドリーの方々なので、そういうことを楽しむとよいでしょう。いや、このホテルの方々が、というかスリランカの方々がそうでした。

 

今もなお建物を飲み込もうとする木々。

また、バワはホテルだけでなく、そのホテルに置く調度品やインテリアにも力を入れてぃす。例えばこの椅子。

直線と曲線が織り交ぜて作られていて、これはバワの特徴なんて言われています。

インフィニティプール横ある大きな岩に登り、

そこから景色を眺めてみたり。

夕方や、夜のヘリタンスカンダラマもとても美しい。

朝、昼、夜別の姿を見せてくれるので、丸一日いる時間を作るとよいですよ。

ダンブッラの観光して、夜遅くにホテルに到着、朝早くにチェックアウトしてシギリヤロック観光みたいな滞在をする方が多くいらっしゃるのですが、とてももったいないです…。

宿泊するのであれば、チェックインの14:00からチェックアウトの12:00は予定を入れず、ホテルでゆっくりしましょう。

ショッピング

フロント横には、アーケードがあり、お土産を買うことができます。女性向きの雑貨や宝石が取り揃えられていました!

近くにはお店が全くないため、ここでお土産を買い足すのも悪くないですね。

ジムでトレーニング

正直長期滞在しない限り、もったいない滞在の仕方かなぁとは思うのですが、ジムがあることをPRさせていただきたく、これも綴らせていただきます。

こんな感じ↓↓

特段設備がすごい!というわけでもなかったです!僕が行った時がたまたまかもしれませんが、人もいなかったので、プール滞在などする方がほとんどなのかなぁ、なんて。

スパ

シギリヤウィングに、スパがあります。(アーユルヴェーダではないのでご注意を。)

チェックアウトして、次の予定がある方はスパで癒されるのはどうでしょう?

スパ施設に入ったところ、お客さんが誰もいなかったのか、お姉さんが案内してくれました。

写真は生憎とれなかったのですが、窓からはカンダラマ湖とシギリヤロックが見えるという展望。

癒されること間違いなしです!

食事を楽しむ

朝食(ブュッフェ):”KANCHANA restaurant”にて

このヘリタンスカンダラマ、お食事もしっかり楽しむことができます。

自然との共生のコンセプトは、食材までそのこだわりに。その地域で生まれた食材をしっかりと使用しているのが特徴なんです。

レストラン会場は、”KANCHANA restaurant”。

このレストラン、東側に窓が付いているので、朝日が差し込んでとても気持ちいんです。

もちろん、シギリヤロックも見えるんです。

そして、驚くのはこのホテル会場だけではありません。ブッフェの種類もとても豊富。カレーはもちろんのこと、チーズやハム系、野菜/フルーツがしっかり取り揃えられています。

旅行会社に4年勤めて、5カ国以上50箇所以上のホテルを視察した僕の経験上、蜂の巣があるホテルの朝食は間違いありません。

また、その場で野菜ジュースを作ってくれる場所も。自分で野菜やフルーツを選んで作りたてのジュースを飲むことができます。

上のステーションから見える外にも、エッグステーションやワッフルを作ってくれるスペーシも。(右側にドアがあります。)

スリランカの方はみんな親切なので、もちろん撮影OK、この2秒後には、ピースしてくれたんですが、ブレてたので、こちらの笑顔の写真をチョイスしました(笑)

イースターの飾りつけも。(そうです。大規模テロが起きた日にここにいたんです。)

全テーブルに、イースターエッグが!

昼食 “CAFE KACHAN”にて

昼食は、インフィニティプール手前にあるカフェ。

スリランカなので?、タンドリーチキンのラップサンドをオーダー。

インフィニティプールを見ながらのランチ。とても気持ちがよく、日々の喧騒から離れ、気持ちが穏やかに。いつもよりも心なしか、より深く深呼吸が。


※ラップサンド、ライムジュース、食後のコーヒーで2,720ルピー。この時のレートは1ルピー0.65円なので、1,768円。

やっぱり5つ星ホテル価格ですね。ちょい高め。

夕食:”KANCHANA”にて

朝食と同じ会場。夕食は、2019年4月時点で、3,500ルピーでした。この時のレート(1ルピー=0.65円)だと、2,275円ほど。

朝ご飯でジュースを作ってくれているところは、サラダステーションに。好きな具材を選んで、サラダを作ってくれます。野菜だけでなく、ホタテなどもありました。

ドレッシングも豊富。

外は、ケバブだったり、肉系を焼くステーションが揃っていました。

ディナーということもあり、朝食よりスイーツがとても充実。

インターナショナルフードなので、基本的にどんな方でも楽しめるメニュー。

前述しましたが、周りには何もないので、ここでディナーを取る方がほとんど。

とはいえ、コスパがとにかく良いので、ヘリタンスカンダラマに滞在するのであれば、ここで一度はディナーされると良いでしょう。

また、5階にはKachchan Barというバーもあるので、ディナーの後は、そこで飲み直す。なんてこともありですね。

Kachchan Bar▼

Kachchan Bar

 




注意点:虫が気になる方は注意

自然と共生がテーマ。なので、虫が多いです。

アリだったりハエだったり。目の前が湖ということもあり、蚊がいる可能性があるので、虫除けスプレーを持っていくとよいでしょう。(刺されやすい体質なのですが、一箇所も刺されていないので、大丈夫かと思いますが、心配な方はぜひお持ちください。)

アジアなので、夜は天井にヤモリがいたりも。

あくまでもそこは承知の上で。

虫ではないですが、夜はホテルの通路がコウモリが飛んでいたり、昼は鳥がいたり。なんてことは日常茶飯事なので、こちらもご注意ください。

時計や、イヤホンを外して自然を全身で。

ヘリタンス カンダラマへ着くと、「自然の音に耳に澄まして、全身で自然を感じながら、過ごそう。」そんな気分になります。

イヤホンを外して、鳥のさえずりなど自然の音に耳を澄ましたり。
時計を外して、時間の概念から抜け出し。時間によって姿を変える自然の姿を楽しむ。

そんなことを楽しめるホテルだなぁ。と2泊してみて実感しました。

スリランカでは、最も有名なホテルで、世界中からこのホテルに泊まる方が来ます。僕が宿泊した時はGW前ということもあって、日本人がほとんどいず、ヨーロピアンばかりでした。

このホテル以外にもバワ建築のホテルはありますが、「最高傑作」とまで言われるこのヘリタンスカンダラマは特に宿泊してほしいホテル。スリランカへ訪れた際は、世界の高級ホテルであるアマンブランドにも影響を与えたこのホテルに宿泊されてはいかがでしょうか?

以上、トラベルコンテンツメーカーのシン(@worldtips0106)でした!

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