「さあ次はヨーロッパに行こう!だけどどれくらい費用がかかるんだろう。」
「ヨーロッパ旅行の相場ってどれくらいなの?」
といった疑問をお持ちの方向けにこちらの記事は書いています。
どうも、旅行会社に勤めながらも、ヨーロッパをこよなく愛してプライベートの旅行を6年連続ヨーロッパに費やしている、トラベルプロデューサーのシン(@worldtips0106)です。(長い)どうぞ、西洋かぶれと呼んでください。
ヨーロッパってとにかく高いイメージですよね。
僕も最初は本当にそのイメージしかなくてとにかくハードルが高いから行こうなんて思っていませんでした。
ですが!!!!
ヨーロッパって意外と安い!!!
と思ったのは、海外旅行専門の旅行会社に入ってからです。
ぜひその安さを実感していただくべく今までのヨーロッパ旅行の料金を全公開して、安く行くためのテクニック等を全て伝授します。
ぜひこれを見て格安でヨーロッパに行くための準備を整えてくださいね。
ではスタート!
Contents
ヨーロッパ旅行の費用の内訳
まずヨーロッパ旅行をするためには「どんな費用が主にかかるのか?」ということを知るべきですよね!
簡単に書くと・・・
飛行機
+
ホテル(朝食付きが多い)
+
鉄道(+ヨーロッパ国内の飛行機)
+
現地滞在費
例:
・観光名所の入場料
・食事代
・お土産代など
ですね。
イレギュラーなのは、鉄道やヨーロッパ国内の飛行機。
ヨーロッパはご存知の通り、陸繋がりなので、簡単に隣国へ行けちゃう。主に移動手段として鉄道や飛行機、バスを使います。あとは特段変わりないかなってところ。
あとで説明しますが、安くするために特に注意すべき点は、飛行機とホテル!
結論から言いますと一度聞いたことがあるような有名どころなら、ヨーロッパは1週間15万円あれば余裕で行けます!!
現地滞在費少し節約すれば、パリとかバルセロナなど、ド定番なら10万円あれば余裕。
全て含めて、ですよ?
※ホテルは3つ星ホテルでいわゆる日本でいうビジネスホテルレベル。
実は思っているより安いんですよ!ヨーロッパ!
今までの旅行の費用を公開する。
今まで僕はこんな旅行をしています。
①フランス・イギリス・ベルギー(9月)
②イタリア・バチカン(9月)
③ドバイ・スペイン・ポルトガル(12月)
④ドイツ・オーストリア・スロバキア・ポーランド(10月)
⑤クロアチア・スロベニア・ボスニアヘルツェゴビナ・モンテネグロ(11月)
(ちなみに6回目の今年はトルコ・ベルギー・オランダ・バルト三国やで)
②までが大学生で何も知識がない状態。
③からが旅行会社に入ってからです。
①②は思うがまま使ったのでどちらも約25万円。
内訳:
飛行機+ホテルのツアー代金:20万円
現地滞在費:5万円
※ツアーで申し込みだったので
飛行機とホテルの内訳が分かりません。
こちらを見ると、まあまあヨーロッパだったらこれくらいだろうな。ってお思いになるかもしれません。
ですが!!!見て欲しいのはここから。
③④⑤、旅行会社に入社してからは現地滞在費を含めても15万円程度。どれも滞在期間は1週間程度です。
内訳:
飛行機:7万程度
ホテル:4万円程度
現地滞在費:4万円
安 く な い で す か !!!!
なので、相場は15万円程度と僕は主張したいです。全てコミコミ。
もちろんホテルをもっとこだわりたい!ブランド物を欲しい!ということであればもっとかさみますが、1週間なら15万で余裕です。お釣りが返ってきます。
相場を知っていただくだけじゃせっかくこのブログに訪れていただいたのは申し訳ないです。
学生の頃と比べて旅行会社に勤めて10万円近く抑えることが出来たそのコツを、あなたに伝授させてください。
完全保存版です!!!ぜひ熟読あれ。

コスパ良くヨーロッパへ行くための7つのコツ。
① 空港⇆ホテルの送迎は自力で
ヨーロッパは立派な先進国。
どの国も公共交通機関が発達しているので空港からホテルまで自力でいくことが出来ます。
スリが怖いから・・・と言って旅行会社などで送迎をつける方がいますが、片道一人5,000円程度かかります。
タクシーでも良いですが、基本的に公共交通機関を使うよりも2〜3倍下手すると5倍くらいかかることも。
シャトルバスや地下鉄などで行けばコスパよく移動が出来ます!
油断せず、最低限のことを気をつければスリなんてあいません。大丈夫です。
僕20カ国以上行ってヨーロッパで犯罪にあったことないので、断言出来ます。
②行く期間から”夏”を外す
ヨーロッパのベストシーズンは夏。
なので、航空会社やホテルの料金もグッと引き上がります。7〜9月は高いですねえ。
僕が思う、狙い目は9月下旬〜12月。
9月ならギリギリ夏で日も長いですし、シルバーウィーク終わりから段々とツアーなどの料金もグッと下がっていきます。
10月以降は完全にシーズンが終わってしまうので、安い航空券やホテルが取れやすくなります。
確かに安いんですが、以下のことにご注意を!
・日が短いので、日中の観光時間が短い
・やっていないお店が多い
→稼ぎどきの夏に稼げるだけ稼いで
冬は休むなんてレストラン、ホテルが
あったりします。
ですね。
安いのは、きっちり理由がある…。ご注意ください。
夏は祭りがあったり、街が盛んだったりで良いんですけどね。

③早割を利用する
飛行機・ホテル・鉄道全てに言えること。
とにかく早めに
予約すべし!!
目安は遅くとも3ヶ月前ですね。半年前から予約すればほぼ間違いなく取れますし、航空会社によっては早割の料金を出しているところやセールをやっているところがあります。
僕は11月の飛行機の確保をしようとしています(笑)
※記事の執筆時は2月でした
とにかく早い者勝ち!先手必勝!ということを意識してくださいね。
④中東経由の航空会社を使う
ここからが本番です。
安く行く最大のコツは、中東経由の航空会社を使うこと!
中東…??と思われる方がいるかもしれませんね。
場所でいうと
トルコ:イスタンブール
UAE:ドバイ・アブダビ
カタール:ドーハ
です!
航空会社でいうと
・ターキッシュエアライン
・エミレーツ航空
・エティハド航空
・カタール航空です!
この航空会社を使えばまず間違いありません。
安いから悪い航空会社なんじゃないの?と思ってしまった方、ご安心ください。
公式なランキングでも全てベスト15に入っています。
【2017年ワールド・ベストエアライン トップ20】
1位:カタール航空/前年2位
2位:シンガポール航空/同3位
3位:全日空(ANA)/同5位
4位:エミレーツ航空/同1位
5位:キャセイパシフィック航空/同4位
6位:エバー航空/同8位
7位:ルフトハンザ航空/同10位
8位:エティハド航空/同6位
9位:海南航空/同12位
10位:ガルーダ・インドネシア航空/同11 位
11位:タイ国際航空/同13位
12位:ターキッシュエアラインズ(トルコ航空)/同7位
13位:バージンオーストラリア/同18位
14位:スイスインターナショナルエアラインズ/同15位
15位:カンタス航空/同9位引用元:格付け会社の航空会社ランキング2017、世界1位はカタール航空、ANAが3位で日系2社がランクアップ | トラベルボイス
超良い航空会社なのに、激安。ぜひ次から使ってみてくださいね。

⑤ホテルはとにかく色んなサイトで比較する
先ほどは、飛行機のお話をしました。
今度はホテルを安くするコツ。
とにかく、色んなサイトを比較してください!
いつ見てもこのサイトが一番安い!ということは海外旅行にはないんです。
なので、とにかく色んなサイトを調べてみてください!
僕がよく使うサイトは
・Expedia
・Booking.com
・agoda
・ホテルの公式HP
・APPLEワールド
ですね。
これを見ればとりあえず一通り見たかなって感じ。
旅行会社に勤める僕が海外旅行へ行くときに
よく予約のために使うサイトはこちら▼
【海外旅行安くするために見るべきサイト】旅行会社員厳選。超お役立ちサイト11選!(ツアー・ホテル・飛行機など)
⑥物価の安い国を狙う
ヨーロッパ=物価が高い
そのイメージは確かに間違いではありません。
ただ、一部を除いては。
ヨーロッパにも物価が安い国があるんです!!!
国によっては、物価の安いと言われる東南アジア並。
地域でいうと、東欧地域。国でいうと
・チェコ
・ポーランド
・モンテネグロ
・ボスニアヘルツェゴビナ
・ウクライナ
などですね。
チェコはよく安い安いと聞きますし、ポーランドはしっかり夕食食べても1,500円で済むし、モンテネグロとか日本のピザ屋さんのLサイズのピザと飲み物で8ユーロ。ボスニアはもっと安くて、主食の牛肉を挟んだパン・飲み物・デザート・フライドポテト食べて8ユーロくらい。
ホテルや交通費も安いので、現地滞在費がすごく抑えれるのでこちらの国を選ぶって手もありますね。
モンテネグロとボスニアはクロアチアのついでって感じなので、メインで行くならチェコとポーランド!

⑦お得な乗り放題パスを使う(長期滞在用)
いわゆる乗り放題パスです!
青春18切符のヨーロッパバージョンと考えてください。新幹線等は乗れず基本鈍行の列車です!
長期で色んな国を回るなら個別にパスを買った方が全然安いです。
ユーレイルグローバルパスといった最大28カ国回れるものからジャーマンレイルパス(ドイツのみで使えます)といった国に限ったパスまで。
詳細は気になる!という方は公式HPをみてみてくださいね。
番外編①:ユース料金を最大限使え!
日本は学割という素敵な制度がありますよね。
ヨーロッパの場合は、ユースというシステムになり、学生に限定されない若者が鉄道や美術館などのチケットが安くなります。
12-27歳という規定もあれば30歳以下という規定のところもあるので、ぜひ行かれたい場所のユース料金を調べてみてくださいね。
若いという理由だけで安いなら行くしかないでしょ!!!!
番外編②:保険代金を●●を使って節約!
地味な出費になる海外旅行保険。
「これさえなければ、豪華なディナーが一食食べれるのに…!」とか東南アジアだったら「一日過ごせるのに…!」なんて思いますよね。
なので!!!
クレジットカード付帯の保険でカバーしましょう。
僕がおすすめするクレジットカードは、外でもないエポスカード!
ポイント▼
永年無料にも関わらず海外旅行保険の補償額が高いこと!
と作ることをずっと拒んでいた僕なのですが(笑)、世界一周へ行った方(タビワライフさんや女忍者さん)だけでなく、クレジットカードを研究している方がこぞっておすすめしているし、この補償額が魅力で作ってしまいました。
僕は3週間のセブ留学に加えて、ニュージーランドのワーホリ期間中でもこのエポスカードの保険を使って保険代金を節約済!最高…!
僕は基本的に日本では持ち歩かず、海外旅行の時だけ保険用&他のカードが盗難された時用の予備として使っています!永年無料ですし、作って損は絶対にないので、ぜひ!

〜さらに補償を厚くする方法とは?〜
それはズバリ!クレジットカードを複数枚持っていくこと!
ここで書くと長くなってしまうので、「どんなカードがいいの?」と気になる方はぜひ以下の記事を読んでみてください!

ヨーロッパ旅行時に使うべき、旅行会社って?
僕はヨーロッパに行く際、基本的に色々旅行会社に問い合わせをするんですよね。
海外旅行って必ずこれを見れば安い!というものがなく、その都度比較しなければいけないので。
旅行会社の各サイトから安いツアーを探して、1社1社問い合わせのメールを送ってました。手間ですが、背に腹は変えられないので…
ですが!!
こんな手間のかかることをしなくても「タウンライフ旅さがし」というサイトを使えば一括で見積もりの依頼ができるんです。しかも無料で!
このサイトを使えばめっちゃくちゃ簡単…。
▼進むとこんなトップページに。
ヨーロッパは陸つながりなのでいろんなところに行きやすい。
だからこそ「あそこも行きたい!これも行きたい!ツアーだと、行きたいところを回れきれない…。」となりがち。
こちらなら下の画像のように細かい要望までしっかり書くことができて

要望に沿ったプランで見積もりが依頼できるので、ぜひ使ってみてください!
すごいシステムがあるもんですね、、、。
入力項目多いかなあなんて思ったのですが、3分程度で出来たので、仕事帰りの電車の中にでもちょちょっと見積もり依頼してみてください♪
その他旅行を安くするためのテクニック
こちらからはヨーロッパ限らず全般的に使える、安く行くためのテクニックの記事を紹介!
見なきゃ損!
①飛行機を安くする裏技は●●に
問い合わせすること!?真相はこちら▼
【旅行会社員直伝】飛行機の席を安く手配するための裏技を伝授する。上級者編。
②衝撃!?海外ホテルを安くする方法!
【旅行会社員直伝】海外のホテル安く予約するためのコツ。
③クビになる覚悟で書いた
安くするテクニック総集編!
旅行会社社員直伝!海外旅行を安くするためのテクニック5選。
まとめ
ヨーロッパ旅行の相場は全てコミコミの15万円!
ここまで安くするためのテクニックは以下の7つ!
① 空港⇆ホテルの送迎は自力で
②行く期間から”夏”を外す
③早割を利用する
④中東経由の航空会社を使う
⑤ホテルはとにかく色んなサイトで比較する
⑥物価の安い国を狙う
⑦お得な乗り放題パスを使う(長期滞在用)
⑧クレジットカード付帯の保険を使って節約!
ぜひぜひ次回のヨーロッパ旅行に生かしてみてくださいね!
以上、トラベルプロデューサーのシン(@worldtips0106)でした!
知らなきゃ損!海外に安く行くコツ▼
